tetsunosukeのnotebook

tetsunosukeのメモです

25×24

前から気になっていたPresidentFamilyを買って読んでみた。

とりあえず「自分のことは諦めたから子供くらいは(まだいないのに。嫁すらいないのに)」という姿勢です。

さて、ここで「25×24」をどう解くのか、という話題が。自分の中では当然25→4をかけると100になるから24→4×6なので答え600、となるわけですがどうもこの「当然」が世の中(どこ)的にそうでもないらしい。

もう少しだけマニアックな(?)例を出すと、99×ある2桁の数の出し方は1000の位と100の位は(ある数ー1)で、10の位と1の位は、ある数を100から引いた値になる。例)99×38=3762

ちなみにある数を10m+nとすれば

(100-1)(10m+n) = 1000m + 100n -10m -n
= 1000m + 100(n-1) + 100 - 10m - n
= 1000m + 100(n-1) + {100 - (10m+n)}

で、「こういうことを知っている」ことそのものはどっかで本を読めば知ることの機会を得ることができるのだけど(後者の話は小学校のとき本で読んだ)、勉強をしているとその辺ってすり込まれるものなんじゃないの?という気がする。小学校のとき、円の面積やらの計算のときって、3.14×(一桁の数)って覚えませんでした?

ポイントは「覚える」っていう行為じゃなくて、「計算しているとこれはいつものパターンだ」って気づくことだと思う。筆算をしていると普通数字は右から書いていくが、これを覚えていると全て左からかけるので計算が速くなる。

よくある話、1234×3.14という計算があったとして、普通なら

1234
3.14
~~~~~~~~

っていう筆算にすると思うけど、この計算が「身に染み付いている人」は

3.14
1234
~~~~~~~~

の方が早いんですよ。ほとんど足し算するだけだから。

で、まあ話を元に戻すと25×4が100になるっていうのは「体験で気づく」こともあるのかなって思う。それって量だろう、と。日本は九九だけど、インドは99×99、だっけ?それだけの数をこなして、初めて「規則性」みたいなものが浮かび上がることもあるのかなーって思った。まあ、「シンプルな九九」から全てを組み上げる能力も大事だけど。

九九から気づくことってせいぜい9の段は10の位の数と1の位の数を足すと9の倍数になることくらい?

ところで、どこのバカですか3.14をおよそ3とかで計算さえるのは。

※余談ですが高校化学では0.0824関連の計算(含む逆数)、6.02関連の計算が身につくもの。物理では9.8とか。