tetsunosukeのnotebook

tetsunosukeのメモです

[life] 2010年振り返り

「おいおい本当に一年だったのか?」と思うような一年でした。まる。

というところで終わらせたくなるような一年でした。まあそんだけいろいろあった。ってことなんだろうか。

まずはなんといってもリア充の象徴でもあるお仕事。2009年末から取り組んでいたサイトのリニューアル。これが計画性の問題により、3ヶ月くらいの予定が半年くらいに伸びてしまい、しかも辛さそのまま!っていうとんでもないパターンに。おかげさまでものすごく疲弊する。

結果的に、4/1にリリースするも、もろもろの問題(リニューアル後の効果測定がうまくないとか、リニューアル直後のユーザが不慣れな状態に対応できないとか、何より大きかったのは、開発パートナーの劣悪っぷり)があって、これらの対応に追われ続けた。4月が終わってからはすぐに別のプロジェクトが始まりかけたが、いろいろあってこれが中止に。この当たりから、一年前に入社したのにいわゆるリーダーとして働き始める。というわけで「よくわからないことが多い中、手探り」という状況がはじまる。

そんな中最も力を入れたポイントは、

  • 体力の強化と外からの文化の注入
    • アジャイル関連の取り組み
    • 部内勉強会
    • パートナー会社を信頼しない

っていうあたり。
いわゆる受託系の会社に所属していたこともあり、パートナー会社がどんだけ信用できるか?というメジャーはなんとなく持ててきた気がする。要するに「会社として」の強さがない会社はだいたいダメなのかなというのが結論。個人個人の力に依存する会社は結局会社としては通用しない。また、それらの仕事において、どれだけのものを会社として残せているか?(簡単なものではドキュメントのフォーマットなど)が結局のところの会社の体力を表しているな、ということを強く感じた。まあ大手(この二年間くらいでお仕事をしたNEC系、日立系)に共通している「基準」として、受け入れ試験に置けるテストの項目数とか、そういった基準、指標が明確に求められているのは、こういったパートナー企業のアウトプットを標準化するのには良いのかなと思った。

で、逆にWebサービスを展開する企業の中ではどういう仕事スタイルが良いのか?という面で、今年はアジャイルをテーマにしていろいろ調べてみた。見積もりの仕方、役割など。としたときに、「プロダクトオーナー」についての考え方がところどころでズレていることを感じたので、2011年はこれをテーマにもっと深堀したい。

アジャイルに関して言えば、やはりコミュニケーションをどう強化するか?っていうところが今のところが強いテーマになっていて、その中で強く感じるのは、作業に対しての納得感。全てのことに腹落ちする、というのがとても重要だと感じた。そのためには、アジャイルで重要とされている自己管理的な組織をどんどん目指して行かないといけないなと思う。

というわけで2011年は、今まで展開してきたことを、どんどん個々のメンバーに落として行く、いわゆる、リーダーシップを徹底的にやらないといけないなと思います。


プライベートに関しては...
あまり何も進展していないけど、療養中の妻の病気の状態を自分としてはそれなりに正しく再認識した。その分「こうしないといけない」ってことが増えて、「〜できる」が減った気がするのだけど、この一年ででもその状況が良化に向かえばいいのかなと思っています。

そんなわけで実家に帰っていろいろうだうだ言われたけど子供やら結婚式やらそういうことはしばらく禁句の方向でお願いしますよ。