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ダイアログ・イン・ザ・ダーク に行ってきた

連休? 最終日ですが、ダイアログ・イン・ザ・ダークhttp://dialoginthedark.com/) へ行ってきました。

ダイアログ・イン・ザ・ダーク とは、

参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、何人かとグループを組んで入り、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験

できる展覧会(?)です。

ドイツではじまり、海外では常設展示されているところですが、日本では最近ようやく常設されたそうです。

パートナー会社の方から話を聞いていて、Facebookに書いてみたら多くの人からの反響・既に行ったよ、というコメントを頂いていて、これは行くしかないと思っていたところ、チケットが余ったので・・という話を聞いて乗っかることにしました。

場所は外苑前・千駄ヶ谷の中間くらいにある大通り沿いの地下一階。天気も良かったので、渋谷から原宿・表参道経由で歩いて行きました。

細かいことについては書いてしまうと楽しみかたが変わってしまうかも・・・と思うので書きませんが、今回のシーズンでは春の季節を感じられるように、土や葉っぱの触感をたしかめ、水、鳥の声などを聞きながら、中を探検していき、途中鉢植えを作り、種をまき、水をやる、といったコーナーや、おやつをいただくというコーナーがありました。暗闇のなかでメッセージを書いてみる、というコーナーのある回もあるそうです。二回目以降はまた別の楽しみ方もできそうなので、また行ってみたいなと思います。(※ 何度も行ったり、友達に紹介することでこういったイベントの常設を維持できるんです)

そこで感じられることも様々あるのですが、例えば人との信頼感とか温度(体のあたたかさ・細かい空気の違い)、ということが体験できます。私がそこで強く感じたのは「未体験のものに取り組むときに自分がどういう姿勢で臨むのか」ということでした。見えない状態だと非常に小さな足取りでしか進むことができず、白杖という杖で前方を確認しながら進むのに、前に何もないのがわかっていても、小さな足取りになってしまう。場合によっては誰かが先に進むまで待ってしまう。そういった自分の態度が見えてきました。

なお、常設展とは別に、ビジネス向けの、暗闇でのディスカッションなどがあるらしいです。普段顔色を伺いながら意見を出すようなディスカッションをしている方は、こういう場だとどうなるのか?また多数決のようなことはできるのか?メモは取れない(取っても見れない)がどうするのか?というところに非常に興味がもてます。