ストレングス・ファインダー をやってみた
以前から気になっていた、ストレングス・ファインダーをやってみました。
「資質」と呼ばれる34の分野において、その人にどのような資質があるかを測定します。資質とは、自分が最も自然に考え、感じ取り、行動する方法であり、強みを形成するための基礎
とCLIFTONのサイトには書いてあります。
「ストレングス・ファインダー」そのものがタイトルの通り「強みを知る」ものと思っていたのですが、この目的はあくまでも自分の「傾向」について知るものである、ということでした。
結果から言えば私の5つの強みは
- 慎重さ
- 学習欲
- 分析思考
- 調和性
- 着想
であるとのことでした。
ストレングス・ファインダーを受けるには
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
- 作者: マーカスバッキンガム,ドナルド・O.クリフトン,田口俊樹
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: 単行本
- 購入: 154人 クリック: 2,999回
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この本を買うと、巻末にアクセスコードがついているので、それをサイトで入力して受けることができます。(現在、この他の本でもついているものがあったり、受けるだけであればアクセスキーを購入することもできるようです)
正直こういった診断には一万円くらいかかると思っていたので、想像していたよりは安価に済んでよかったです。もっと早くやればよかった。アクセスキーだけなら$9.99です。まあ、実施するとなると多くの質問に答えていくのでそこそこ時間がかかっちゃいますけど。
本を中古で買う場合、アクセスキーがついているわけがないので、安いからといって安易に飛びつかないように注意しましょう。
この本の構成は、なぜ強みにフォーカススべきなのか、弱点の克服ばかりを考えていてはいけない、という話などが序盤に書いてあり、ストレングス・ファインダーの受け方などの説明があります。この本の三章まで読むと、具体的な受け方が書いてあるので、そこで実際に受けるのが良いようです。
本の内容
四章からはそれぞれ診断された強みに関しての説明が記載されています。
四章以降がなかなかおもしろくて、例えば「慎重さを強みとする人は普段から人を褒めるようなことはしないため、彼の口から賞賛の言葉が出た場合にはそれは本当に心からそう思っている」なんていうような、具体的な行動で、あっそれまじで俺のことだよ!、って思うような記述がいくつか見つかりました。
傾向としての強み
上記のことから自分が一番気付かされたのは、自分ならこういうふうにする、それがアタリマエのことだ、と思っていたこと、例えば「エンジニアなら日頃から学習し続けるなんて当たり前じゃないの?」みたいなことは、ある程度は「自分が持っている傾向のためにそうである」というだけであって他の人も同じではない、という、それこそ人はそれぞれみな違うというあたりまえのことだった。
そういう視点でみてみると、自分がそれこそ脊髄反射的に考えてしまうところを一旦待って、他の人がどのように考えてどう動いているかを観察すると、その人にはその人なりの傾向、良さ、強み、みたいなものが見えてくるなと思いました。
自身の強みのほかに
自分の強みがどれであるかはここで公開しているように、会社の上長には自分の強みを知ってもらいました。本も読んでもらい、実際に受けてみるつもりだそうです。
理想的にはお互いに自分のグループのメンバーなどにもこれを受けてもらってお互いの強み・傾向を知ってもらうのがよいなと思いつつ、こればかりは強制もできないのでなかなか。
「会社として」このようなことに取り組んでいる所があればぜひどうなのか教えてほしいなと思います。
補足
強みの内容の34分類についてはとりあえずこちらのサイトが参考になるかな。
http://www.leafandletters.com/wordsarepower-strengthsfinder.html