tetsunosukeのnotebook

tetsunosukeのメモです

2017年を振り返る

今年は3本ブログ書いた!!

というわけで、2017年の振り返りです。

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写真は年末行ったレクリエーション「人間あやとり」の様子。


今年の主なテーマは

の3つでした。

ファシリテーターとしての一年

LSPを究めんとす

まず、LEGO® SERIOUS PLAY®トレーニング修了 認定LSPファシリテーターになるべく、1月に4日間のトレーニングを受講しました。

関連してファシリテーター同士の勉強会「8月東京錬成会」では事務局に立候補。経験の少ないファシリテーターが考えたワークショップを行う、というコンテンツのサポート役として、同期受講生や先輩たちのサポートと事務局のつなぎ役となりました。ここで勉強になったことは、聞いてはいたことですが、ファシリテーションももちろん、デザインの経験の数をこなすこと。また、数をこなしていく中で「教科書どおりにやる(というか、大事だと言ってることをちゃんと真に受ける)ことの価値」でした。

この錬成会という場、トレーニングを受講したことを示す資格を持つ人たちが、そのトレーニングを請けただけに終わらせず研鑽をしていき、互いを高める場として、その最大勢力とも言える東京でたくさんのファシリテーターとの出会い、そこからのつながりというものが今年自分に与えた影響としてとても大きなものとなりました。

またこの研修受講同期の13名。うち数名とは今年だけで一体何度会っていろいろな活動をしたことか・・。

冒険教育

プロジェクトアドベンチャージャパン主催の「アドベンチャープログラミング」のファシリテーター講習会に参加。この同期9名とも、5日間の合宿研修だったこともあり、とても良い経験をすることができました。

もともとは会社でPAを実施できる講師をお呼びしている部署があったので、代わりに実施するところに関わることができないかと思い、ファシリテーターとして実施できるスキルを身に着けたいという動機で参加したものですが、それとは異なり「信頼」ということについて見つめ直す機会となりました。

経験学習の中で学んだ信頼

相手を信頼して相手の支える中へ倒れ込む「トラストフォール」というアクティビティがあるのですが

http://www.yukidaruma.or.jp/ZAIDAN/pa/low.htm

自分は「相手を信頼していればできる」と思っていたし、数日間を過ごした相手を信頼している気持ちに嘘はないのですが、それよりも自分のことがなぜか信頼できず、倒れるときにびびって体制を崩してしまうということになってしまいました。このことで気づいたのが「自分が信頼できないから<お墨付き>に走る自分がいる」ということでした。

上記LSPも、「トレーニングを受けたい」ということ以上に「お墨付き」としての認定が欲しかったのだということに気づきます。

その他にも「チャレンジ」に関しても自分の中でいろいろ思うところがあり、なかでも「チャレンジを真剣にしている人をどう支援するか」ということが一つのキーワードになった感じがします。

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ちなみにこんな壁を登ってきました。

チャレンジをしている人、傍目に見るとものすごいかっこ悪いんですよね。笑。

社内でのファシリテーターとしての経験

春先くらいから他部署での1日集中討議と呼ばれるものに呼ばれてその前の議論を活発化するためのワークを提供したり、新しい部署ができるときの関係性構築ワーク、その年を終え互いを知るためのワーク、ただ、「楽しい空間を共有得する」ワーク、経営会議、部長以上中期計画会議などなどさまざまな場でファシリテーターとしての仕事を要請され、その場に立ってきました。

上記、「お墨付き」がなかったら、この機会があったか?というとわからないし、そのお墨付きを受けた技術を使ってファシリテーションを行ってきたかというとそうではないのですが、相乗効果は多少なりともあったかなと感じています。

会社とファシリテーション

マルチな働き方を会社が支援している、というメッセージをこめて、前期に「マルチタレント賞」として表彰されました。またそういう働き方をする社員として、採用サイトへのインタビューが掲載されました。

今年の前半はとにかく、「外に出てファシリテーションのプロとしてのインプット」を行うことができました。

それと同時に、キャリアデザインのワークショップを受講したこと、6月に受けた「他人に目標を決めてもらうワークショップ」にて、自身がこれから目指すべきところが明確になってきました。

仕事

一方で本業です。

関わるメンバーの離職、採用している技術への関わりの中で、メインストリームからの離脱をする決意をします。DDDとかオブジェクト指向とかに関わるフレームワークの方向性や、JavaScriptも新しいフレームワークの良いところ、等々のディスカッションについて理解が追いつかなくなったこと、また、そもそもそれらに全く興味が持てていないことに気づき、現職(職種的な意味で)への関わり方を真剣に考えます。

何か新しいものが出てきたときになんとなく触ってみる という行為がこの本職に限ってはほぼゼロになった。これはもう興味がない、ということにほかならないように思います。

というわけで、日々トイレ掃除をする仕事を引き受けることにしました。
と書くと汚いですが、人が作ったもので何かがあったときにその問題を切り分けて、適切な対処をする、というお仕事です。未だにORマッパーの動作がよくわからないので、そこらへんで苦戦するし、ヤツが勝手にメモリを抱えるのでそこらへんでの調査ではあまり知識が活かせなくて苦労してますが。

まあなんというか上記書いたような老害であり、広く薄くな関わり方をしていると活かせる部分ってこんなもんなのかなという感じです。

環境の変化

昨年からグループ会社になったことで様々な環境面での変化もありました。
この辺は書けないことも多いので割愛。

また、「ちょっと何言ってるかわからない(老化により人の話を聞くのが疲れる)」という事象がよく起こるようになりました。マルチタスクをある程度前提として過ごしていたのですが、どうやら頭の回転が急激に鈍ってきたようで、人の話が理解できなくなるケースが多発しています。(今までは前提を聞かなくても把握できていたのに、たぶんその前提を聞くことができなくなったケースが増えたので理解できないのだと思うことにしている)

伸ばしたい領域を仕事にすることはできた

就活生に会社のことを知ってもらうための体験「ワンデイインターンシップ」を設計し、業務として社外のお客さまに向けてワークショップを行いました。

自身が就職活動において課題だと感じていた点を、写真というツールを通じて「好感を持ってもらうための写真(と、それにあった履歴書)を作るにはどうすればいいか」ということを考える時間を提供しました。

このあたりのデザインと実施してのフィードバックをもらいつつ、ネタをどんどんストックしていって仕事っぽくなっていけばいいなと思います。

ゲーム

より究めたいと思い、今年はゲームに関する活動を増やしました。

ゲームマーケットやそれに類するものへの参加、社内での人狼会などのゲーム会の開催など。
また、慶応大学のシステムデザインマネジメント研究会のイベントなどへも参加するなど「ゲームってそもそもなんなのか」をより消化しようという気持ちと、「ゲーミフィケーションを活用した学び」について知りたいと思っています。

今年の謎解き

というところでしょうか。

また会社のハロウィンではイベント「ハロウィントレジャーハンティング2017」と題し、社内捜索系の謎解きイベントを制作しました。

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謎解き以外にも、少しずつゲームデザインのことが理解できるようになってきたので、消費者側だけではなく自分で何かが作れるように2018年は制作へ関わっていきたいと思っています。

その他の学び

今年はすでに獲得した学びをより強化させる活動が多かったように思います。

  • Points of You
    • FACESお披露目会
    • マスタートレーナーを目指す方に体験イベントの支援
  • マインドマップ勉強会:

「マインドマップが学べてかける読書会【第3弾】」を開催しました。 - ゆるゆるクリエイティブ TOKYO

NLPアドラー心理学は人へのものの伝え方という面で自身のあり方を変えてみたいという気持ちになったので、これは来年継続的に学んで各種理論をそれなりに体系立てて説明できるようになりたいと思っている。

趣味その他

ほっとくと交友関係がどんどん閉じていく今日このごろ。妻がTwitterで交友を広げていた方との芋煮会(仙台風山形風対決)や、友人の紹介がなければ行く機会のなさそうな府中競馬場など、そこらへんの活動はぼちぼちであった。

続けている系でいえば高校野球はTV放送も入る保土ヶ谷球場への野球観戦(隼人園芸を見れた)、音ゲーはほぼノスタルジア(6級で上げどまりなう)、バスケは会社の同僚に誘われ久々に参加したら3分で息が切れるという感じ。

来年もこのくらいは継続しつつ、疎遠になりつつある人もいる気がするので趣味等々を通じて何らかのアクティビティをしていきたいなと思う。

おわりに

他人に目標を決めてもらう会にて決めたこと、「今持っているスキルの中で刺せる領域を見つけ、持っているものをフルアウトプットできるようなことを見つける」

ということでしたので

ファシリテーションやゲーム開発×サービス開発・エンジニアリング周辺知識」を活かして、「サービス企画職を育てる業務に従事する(エンジニア職からの脱出)」


に対して、下記の結果かなと思いました。

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来年は

今年インプット過多な気がして、あまり勉強会などに参加する機会も意識的には増やさなかったので、アウトプットをきちんとこなせる機会をちゃんと作りたいと思っています。そして来年こそ脱出・・・!