tetsunosukeのnotebook

tetsunosukeのメモです

<柳沢厚生労働相が「女性は子どもを産む機械」と発言した問題>についてのメモ

このことについて柳沢さんに対して辞任しろとの巷の声をよく聞きます。

これに関する首相の見解が「女性を傷つけることになってしまった。深刻に柳沢大臣も反省をしている。その上に立って職責を果たしていくことによって国民の信頼をまた得るべく努力をしてもらいたい」ということで出ているらしい。

個人的な意見としては内閣の見解に賛成です。
というか、以前も書いたことがありますが「辞めることが責任を取ることになる」という考えが妙に根付いていると思う。それはある意味「切腹」の文化なのかもしれないけど、辞職する、などそんな生易しいことでいいのか。どうせやるなら二度と復帰できないくらいにしてあげてください。それが処分ってもんじゃないの?

ミスったら、その職務を全うすることが真の責任の取り方なのであって、(まあ責任が取れないのであれば不要なので上記のように二度と出てくんなって話ですが)辞めるということがいったい何のプラスになるのか。正直な話野党がそれをネタにして自分がそのポストに近づくことを少しでも早めるためのネタ出しをしているようにしか思えない。

#これだから「政治」は嫌いだ。

で、国民。
辞職をさせる、再選をすることに、いったいあなたたちの税金がどの程度無駄に使われるか、考えていってますか?自分とは関係のない上のバカが言ったことに、あまりにも無責任に面白がってませんか?

そもそもこの件についてはかなり思うところがあります。
「女性は子どもを産む機械」と発言した、それをどこで知りましたか?、松江市で開かれた自民県議の後援会の集会の動画でも見ましたか?

それをさも「女性は子どもを産む機械」と発言したかのように要約するマスコミはマジでどうかと思う。さんざんネットからの情報・煽りに乗るな、とはここ数年よく言われていることですが、昔から新聞、雑誌の煽りには我々は残念ながら乗っていると思います。

最後に、大臣の表現力の問題への批判についてですが、批判できる人は、同様のことをうまくいえますかね?それができてから批判してほしいと思います。

内容に関しては、「一人当たり可能な限り産んでほしい」くらいの内容だと思いますが、これは確かに国民の総意としての行政施策としてはどうかと思うって感じですね(そのことが現在可能にならない景気やらそれこそ厚生面やらの改善策の提示がもしもなかったとしたならば、の話ですが)。ぜひ、それに変わる案をうっさい野党のみなさんと、批判好きの国民の皆さんは提案するべきだと思います。

とりあえず、事象を表面だけで理解しないことを心がけたいものです(自分もまだここらへんの詳細を良く知らないので、内容については深くは追いません)