今年もこちらのブログを更新に来ました。
まとめるとこんな感じの一年だったかな。
- ピアノやソフトボールを通じ人が新しいことをはじめるとはどういうことかを追体験して学ぶ。試し続ける
- 様々な体系化を試みるとともに歴史のすごさを感じる
- これまでやってきたことが一旦形になり、反応を元に次へ進められることが増えた。その中で「人の企画には乗っかる」ことの大事さを覚えました。それは「自分の企画にも乗ってもらう」ためです。
- だからこそ次の財産を作りにいかないといけない
お仕事
今年度からは二人部署で、より人材育成の専門領域の業務を担当することになりました。とはいえまだ採用に関する業務も担当し、こちらは一定の成果を出すことが珍しくできました。
採用
今年は主に二社を担当し、一社は別の方に引き継ぎました。少しずつ出社回帰が見られる中、求職者の中にはむしろ出社をそれなりにしていきたいという方が散見されるようになりました。より、マッチングの観点からも自社がどうありたいかという姿勢を明確にする必要性を感じます。
人材育成・組織開発
テーマとしては、様々な体系化を試みた1年だったと思いますし、まだ終わっていません。スキルマップ観点でのダイナミックスキル理論のあり方、OJT/Off-JT/SDと呼ばれる領域の分類というあたりがメインだったと思います。また新たにORT(Research。試行錯誤しながら、という意味合い)という単語が生まれてきているようで、このあたりは自分の考えていたことをいち早く体系化しているところがあって羨望のまなざし・・・。
組織開発系でやったこと
- 管理職・リーダー向け研修計画
しばらく1on1についての調査研究、またChatGPTによる1on1練習台を作ってみたりしました。1on1は定義から、1on1の枠にとらわれないでメンバーとのコミュニケーションで必要になることという軸で、定例会、インフォーマルコミュニケーションなどの全体像の中での位置付けとなるという内容を伝えることにしました。
- 働きがいワークショップの実施
サステナビリティへの取り組みの点で、働きがいワークショップを行いました。内容は二種類で、ハーズバーグの衛生要因に関すること、キャリアレインボーを中心とした「周囲の人から感じ取る働きがい」という側面から自身の働きがいを感じ取るパターンと、AI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)の手法であるハイポイントインタビューなどを中心として、「働きがいは今の自分の中にある。それを再確認する」というテーマで実施しました。また、働きがいの認知を馴染み深くするために「働きがいタイプ診断」を作成し、アニメのキャラクターなら何タイプで何を重視するか?というコンテンツを開発しました(技術的にはVue3+Netlifyで作成しました)
オンライン・オフライン版であったこと、グループ各社や店舗で働く方々など、これまで関わったことのなかった方との関わりあいの中で様々な苦労はあったけど、会社が目指す方向性をワークショップを通じて形にできたことはとても良かったです。
- 組織サーベイ
これらの取り組みの定量評価のための組織診断を導入することになりました。これに伴って組織のデータの可視化、分析、予測あたりをPython/Pandasあたりでこねこねしていました。データは切り取り方によっては偏った見方にもつながってしまうためそのあたりをどう見せるか。また診断ツールがそもそも出している数値に対して別の視点を持ち込むために分布を見たりとかをいろいろやりました。このあたりの分析はChatGPTが非常に役に立ちました(可視化の手法のバリエーションなど)
- 社内レクリエーション
「5類への移行」にともない、会社で集まって飲食を行うという機会が持たれることになりました。代表を始めとする全員が一同に会した場でのレクリエーションコンテンツを作り、展開しました。このあたりは、書籍「職場の現象学」「演劇ワークショップのレッスン」でも触れられていたりしますが、飲み会が減っている今、ワークショップの価値が高まっているとのことです。集まったのなら集まったなりに意味のあることをしよう、ということは今後も出てくると思うので、その際に何を意図するか、という面ではレクリエーション・インストラクターとして学んだことなどが必ず役に立つものと思います。
その他
- Office365 が導入されたのでPowerAutomateなどをこねこねしてました
- ChatGPTを中心としたAIまわりはずっといろいろ触り続けていた気がします
- 夏のジンジニアMeetup にLT登壇
副業のお仕事
MENTA
今年は積極的には提案はせず、リクエストがあった際に対応していました。契約の件数のトータルが200件、レビューももうそろそろで100件に到達。こちらのレビューの高評価が別のお仕事に繋がったケースにもなりました。
DMM WEBCAMP
引き続き、主に就活サポートのコースを主に受け持っています。また、8月には、 スタデジ by DMM WEBCAMP|未経験者向けデジタルスキル学習サービス のコース募集に応募し、Pythonコース、SQLコースでそれぞれ講師を担当しました。一般の方向けに講義を行ったこと、またその評価も高かったことはとても自信につながる経験となりました。
プログラミングスクールの立ち上げ
お誘いをいただき、プログラミングスクールの立ち上げに関わっています。これは、来年どういう形で芽が出るかな・・という状態です。いわゆる新規事業に関わらせてもらっているので、それなりの苦しみと難しさがありますが、経験できていることが大きいなと思っています。
その他
こちらも次につながる話で、仕事ではありませんが、神奈川県レクリエーション協会の中でChatGPTに関して話してくれと言われたので話したものが、来年の6月くらいに別の講演会として依頼されるようになりました。この協会の中での位置付けが「若手」なので、そういう中でもプレゼンスが出せるのは大きいと思います。
プライベート
文化系
行ったイベントとか体験したことはこんな感じです。
- 春ゲムマ:結局知り合いのところ回って試遊したら一日おわっちゃった
- ダイアログ・イン・ザ・ダーク LASTMANコラボイベント
- RED TOKYO でVRのゲームとか、リアルな場でテキサスホールデムとか
- ナインアワーズ(睡眠を測れるホテル)
- 二郎は新店の生田に
- 激辛は 護摩龍で無限 を食べたら食後10分で30分トイレに篭ることになりましたw 地獄の担担麺 護摩龍公式サイト
スポーツ
今年は結構スポーツに縁がありました。
- 屋内スカイダイビング 日本が初体験のエンタメ!FlyStation
- バスケはB3~B1。横浜エクセレンス、東京ユナイテッド、湘南ユナイテッド、ブレイブサンダース。
- スポーツくじ(バスケ)を買う。しかも当たる。
- 野球 早慶戦や大学野球選手権を初めてみました プロはオープン戦とシーズン戦を見ましたが勝率はボロボロ ** サントリードリームマッチも見ました
- スポッチャでバブルサッカー
- ラグビー観戦(相模原ダイナボアーズ)
- テニス観戦(慶応チャレンジャー)
屋内スカイダイビングはとても短い時間でしたがすごい体幹筋肉痛になりましたw
横浜ビー・コルセアーズは天皇杯のパブリックビューイングで河村選手が45得点する凄まじい試合を観戦しました。
初めてのスポーツということでラグビーとテニスを見ました。ラグビーは反対側のゴールになるとなんにもわかんないw テニスは漫画 BABY STEPで「慶常チャレンジャー」として地元駅が舞台になっていたので行きたかったのですが、初観戦。静かに見ていないといけないの・・・むつかしいね。
それとは別に、自身がソフトボールの地域のチームに入りプレーヤーとしての活動をすることになりました。区大会なんかにも出ています。(区大会はラッキーなポテンヒットを打ったので今年の公式記録は打率10割ですw) いろいろやっていく中でチームの中でかなり足が速いほうというポジショニングができたので、来年は左打ちにチャレンジしていきたいと思います。別の非公式リーグでは左打席でヒットを打つこともできました。 ここへの参加の意味はもう一つ「地域社会とのつながり」です。少し年上/年下にあたる世代の近隣の方々とのつながりはこれから先の自分の人生に対しての何かしらの意味を持ちそうだと思っています。
音楽
いろいろな音楽を聞いている中で、再び作曲への関心が生まれ、中でも「即興演奏」であるジャズに関心を持ちました。映画「BLUE GIANT」の少し前です。もともと即興「演劇」については関心があったので、この領域に少しでも踏み出していることでいろいろなことが学べています。
もともと「なにかやったことがないことを学ぶ」ということをなにかやってみたくてその壮大な人体実験です。 動画をみたり、人から教わったり、本を読んだり、とにかく毎日練習するようにしたり。 やってみると、「未経験者がなぜ就職できないのか」というような構造などが見えてきて奥深いです。こちらはまだやっと一曲それなりに形になったレベルなので、来年はセッションとかに参加できるようになってより世界を広げられたらと思います。
まなび
勉強としてはGoogleアナリティクス資格をGA4バージョンとして7月に取得しました。あとはリフレクションカード Reflection Method Laboratory のファシリテーションのライセンスを取得しました。
また11月からキャリアコンサルタント養成講座の受講を始めました。1月から3ヶ月間の通学の予定です。
参加したセミナーやワークショップ
- ORSC基礎コース
- アクティブ・ラーニング実践65の手法 『教えない教え方』翻訳本発起人による勉強会
- Project Adventureのルーツを知り、PAを探求する
- トヨマネのいまさら聞けない、秒で伝わるパワポ術
- 学びを促進する人事制度について
- 自主的に学ぶ組織づくり
- Points Of You 創始者 ヤーロンによるSpeakUpセッション
- 企業文化を浸透させるエンジニア新卒研修
読んだ本
人事系
- 従業員エンゲージメントを仕組み化する スキルマネジメント
- 次世代リーダーを育て、新規事業を生み出す〈リクルート流〉イノベーション研修全技法
- 人事・教育担当者のための 能力開発・教育体系ハンドブック
- 考えがまとまる、伝わる、説得力がアップする! 「ビジネスマンの国語力」が身につく本
- 「変化を嫌う人」を動かす:魅力的な提案が受け入れられない4つの理由
- 伴走するマネジメント
- メンタリング・マネジメント
- 米国人エグゼクティブから学んだポジティブ・リーダーシップ -やる気を引き出すAI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)-
- 新1分間マネジャー
- 部下の強みを引き出す 経験学習リーダーシップ
- 1 on 1 ミーティング――「対話の質」が組織の強さを決める
- 職場の現象学: 「共に働くこと」の意味を問い直す
- こうして社員は、やる気を失っていく リーダーのための「人が自ら動く組織心理」
- 拝啓人事部長殿
- リーダーの仮面――「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法
- PMBOK対応 童話でわかるプロジェクトマネジメント[第2版]
- 新しい教え方の教科書 Z世代の部下を持ったら読む本
ファシリテーション・レクリエーション・思考
- アイスブレイク&ミニスポーツゲーム: 楽しく動いてリラックスする70のゲーム
- 頭のいい人が話す前に考えていること
- 遅考術――じっくりトコトン考え抜くための「10のレッスン」
- 1秒で答えをつくる力――お笑い芸人が学ぶ「切り返し」のプロになる48の技術
- ドラゴン桜とFFS理論が教えてくれる あなたが伸びる学び型
- ビジネス思考力を鍛える クイズで特訓50問 (日経文庫)
- 応用インプロの挑戦: 医療・教育・ビジネスを変える即興の力
- 演劇ワークショップのレッスン:よりよい表現とコミュニケーションのために
芸術系
さすがにピアノが多いです
- ジャズハノン~ジャズピアノの基礎知識とその練習
- ブルースハノン~ブルースピアノ奏法とその練習
- ハノン・ピアノ教本
- ツェルニー100番練習曲
- ジャズ無窮動「基礎」トレーニング
- ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論
- マエストロ・プロフォンドのすてきにピアノ(完璧な練習法)
- へたっぴさんのためのお絵描き入門 なんでお前は絵が描けないんだ!?
- あるあるデザイン
- っぽくなるデザイン 誰でもできるかっこいいレイアウト集
今年の個人的ベスト本は 「変化を嫌う人」を動かす:魅力的な提案が受け入れられない4つの理由
です。人はメリットだけでは動けない。デメリットの解消だったり、選択肢をうまく提示することでやってもらい、やってもらったあとに継続させるための工夫が書かれていると思いました。これは自分自身に対しても使えるものです。
買ったもの
・パソコン: 「とりあえず」で買っていたものがちょっといまいちだったのでそれなりの性能のものに買い替えました。本業じゃない仕事も増えたし。 ・キーボード(電子ピアノ):ハードオフで8000円程度のもので、鍵盤の重さがただのMIDIキーボードという問題はあれど、練習にとても役に立っています ・グローブ・スパイク・リュック:今年は野球用品をたくさん改めて揃えましたw
まとめというか来年の展望
来年はまずはキャリアコンサルタントの試験をがんばらないとなと思います。自身の見立てによれば数年以外に社内におけるセルフ・キャリアドックの存在が必要になってくるものと思います。このあたりの体系的なことを人事職として学ぶ必要性が増して来るのではないのかなと思います。
1月~3月はリーダーシップ研修の展開が動き出すので、年明けからいろいろ忙しくなりそうです。めっちゃ失敗することも増えるだろうなあ・・・。
そんなわけでプライベートは「楽しめる程度に」一旦活動を抑える見込み。今年は健康面はまあまあ良い方だったのでそこは来年も引き続きやられる前に手を引く方向で!